初音町 梅昇堂だより

エレファントカシマシ宮本浩次さんのファンです。緩やか〜に更新します。

エレカシ野音2017の記憶メモ3

いつの頃からエレファントカシマシのコンサートに双眼鏡を持って行くようになりました。
前はなんだか恥ずかしくて持てなかったんだけど、今は宮本さんの姿、表情をより鮮明に見たいという気持ちが勝って、コンサートのところどころで使用。
わーーってテンションが上がると、大人しく眺めてられなくなってしまいますが。
双眼鏡が必要ないくらい前列が当たったら最高ですけれど!

双眼鏡で見ていたら、宮本さんが歌いながら、声は出ているけれど目が虚ろになっている時があって心配でした。暑いし、汗もすごいし、そうとうな体力いるんだろうな。
でも最後まで地鳴りするくらいの声だった。尊敬しかないです。

シグナル
大好きなアルバム『町を見下ろす丘』からきました!シグナルのメロディとアレンジの持つ包容力にはいつもじーんとしてしまう。なにせ宮本さんのあの声でせつない歌詞を歌われたあとのクライマックス
「どの道キミは、ひとりの男、心の花 咲かせる、人であれよ」と。 もう自然に涙がこぼれるのは必至。
2006年のZEPPとか恵比寿のリキッドルームとかのライヴハウスで聴いた頃のことを思い出す。
詞を噛みしめるように聴いていたら、こみあげて涙が堪えられなくなりました。思い返せば 「町を見下ろす丘」からは、新たなステージに羽ばたくほんの手前のあの頃のエレファントカシマシの熱量が伝わってきます。大好きなアルバムです。

パワー・イン・ザ・ワールド
あの細い体のどこからこんな野太い声を出すパワーが出てくるのだろうと思いますが、あのでっけーーー声でなくては成り立たない歌ですよね。
伊達や酔狂じゃねえ 、という言葉のチョイスもエレファントカシマシらしくていいです。
戦いとか、落胆とか、怒りとか、でも全部受け止める、死ぬまで走る、って決意、前向きな力が湧いてきてそして、「枯れ果てた大地の一輪の花 」。
なんて素敵なんだろう。大変な状況の中、希望を見出して突き進もうという宮本さんの赤裸々な思いが突き刺さって痛い。かつ勇気が湧く歌。なんて思いつつパーワインザワーと拳をあげる高揚感がたまらない!
初めて聴いたのは2004年の新宿コマ劇場。昭和の香りの古い劇場がエレカシの説得力と類まれなる存在感を盛り上げてくれた気がする。

男は行く
激高な歌詞と重くて力強い歌が続きます。私が行き始めた頃には、この歌がコンサートで歌われることはなくて、バウスシアターの映像で歌っているのを観ては、遠き日のエレファントカシマシとして憧れていた歌でした。
なので今もあのイントロでピりっと緊張感が走ります。2003年の野音で初めて聴いた時は、衝撃で硬直でした。豚に真珠だ貴様らに 聞かせる歌などなくなった 、って言われてるような気がしてしまって。
でもこの歌詞、ガーーーーっと男を奮起させる中で、すごく傷ついているのが判るし、
女の人よ 俺の話を聞いてくれ 世間の風は重たいが 俺はやっぱり戦うよ って、これは母性をくすぐります。
宮本さんの魅力が満載。万歳。

友達がいるのさ
まさにやおーーーん、な一曲で大いに盛り上がりました。
その半面このあたりになると、もうすぐ終わってしまうという寂しさに襲われてきました。
また明日からは、いつもの生活に戻って・・・みたいな。
それだけエレファントカシマシのコンサートは特別は時間。
私にもまた「新しい始まり」がある気がして、また明日もでかけよう、って心おだやかに素直に思えました。

このあと10曲くらい続きます。
51歳宮本浩次!凄い体力だーーー。

記憶が鮮明ではなくなりましたが。この続きはそのうちまた書いておこうと思います。